いつもMatchingMapをご利用いただきありがとうございます。
今回のアップデートでは「マッチングのデータをもっと活用したい」というご要望にお応えし、フラグ項目に関する機能を追加いたしました。その他、マッチングの一括作成に関する追加のアップデートや、リスト表示、ガバナ制限対応などのカイゼンを行っております。
目次
MatchingMapから作成されたマッチングレコードの識別が可能に
MatchingMapからマッチングレコードを作成すると、指定したフラグ項目（チェックボックス型の項目）を自動でTrueにすることができるようになりました。これにより、MatchingMapから作成されたレコードの識別を行えるようになりました。
例えば、レポートを作成する際に、MatchingMap以外で作成されたレコードを識別したり、Salesforce フローを使い、MatchingMapから作成したマッチングレコードのみを求職者へメールを送ることも可能です。
今回のアップデートではMatchingMapで作成されたマッチングとMatchingMap以外の場所から作成されたマッチングとで、処理を分けることができるようになります。
詳しい設定方法は下記のヘルプをご参考下さい。
MatchingMapヘルプ – マッチング作成に関する設定 – 5. MatchingMap経由で作成した場合にTrueがセットされるフラグ項目
過去のマッチングは残しつつ新たに同じマッチングレコード作成が可能に
MatchingMapでは同じ求職者へ改めて、同じ組み合わせでマッチングが必要な場合は過去のマッチングレコードを削除する必要がありますが、過去のマッチングは残しつつMatchingMapで新たに同じマッチングレコード作成が可能になりました。
例えば「過去に求人紹介した求職者が再度転職活動を始めたので、前回は見送りになったマッチングと同じものを改めて作成し直したい」というようなケースにおいて、過去のマッチングレコードを削除しなくても、任意のフラグ項目を[True]にすることで過去のマッチングをアーカイブ扱いとし、同じ求職者と求人の組み合わせのマッチングを再度作成できるようになります。
詳しい設定方法は下記のヘルプをご参考下さい。
MatchingMapヘルプ – マッチング作成に関する設定 – 4. アーカイブ済みマッチングかどうかを表すフラグ項目
マッチング候補へのレコードの一括追加が可能に
前回のアップデートでは、地図にプロットしたすべてのレコードから「マッチング一括作成」ができるようになりましたが、今回のアップデートではこれに加えて「マッチング候補」への一括追加も可能になりました。リスト上部の［▼］ボタンから行えます。
例えば「いったんすべてのレコードを候補に追加した上で、マッチングを作成する／しないを1件ずつ判断したい」ような場合に便利です。（マッチング候補に一括追加可能な件数は、最大1,000件まで。）
マッチング一括作成で一度に処理するバッチサイズを設定
「マッチング一括作成」の機能を使う場合に、マッチングレコードを作成する処理のバッチサイズを指定できるようになりました。（デフォルトのバッチサイズは「100」）
今回のアップデートより、マッチングオブジェクトにレコードトリガフローやApexトリガを登録している環境では、ガバナ制限の考慮からより少ない件数ずつマッチングを作成できる様になります。
例えば「マッチングオブジェクトに、レコードトリガフローやApexトリガを複数登録している」ようなケースで、バッチサイズを小さくすることで、ガバナ制限に考慮した対応が可能になります。
リストのレコード表示方法で「テキストを折り返し」が選択可能に
リストのレコード表示方法で、従来の「テキストを切り詰め」に加え、新たに「テキストを折り返し」も選べるようになりました。
MatchingMapにまつわるカイゼンやアップデート情報はウェブサイトの「お知らせ」内の「カイゼン・新機能」にて更新しております。
その他、今回のアップデートによる更新内容はリリースノートをご参照ください。
今後もみなさまのお声を積極的に取り入れていきたいと考えております。機能面でなにか気になることがございましたら、お気軽にお伝えいただければ幸いです。
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今後とも、MatchingMap をよろしくお願いいたします。
